JJUG CCC 2019 Spring

もう何度目のCCCかわからないくらい参加しているCCCに今回も行ってきました。

今回は起床に成功して朝一の総会から参加できました。CCCやJJUGの体制が少し変わり、鈴木会長からCeroリーダーにバトンが渡せれました。鈴木元会長は引き続きサブリーダ兼CCC運営委員長としてJJUGやCCCにかかわります。

 

今回は海外からスピーカーやそうじゃないの方も大勢参加したり、会場にWi-Fiが設置されたりとこれまでと少しだけ雰囲気が変わってお祭り感が増したと思います。

なぜこのタイミングで海外から多くの方が来るようになったのでしょうか?どっかの誰かがOracle Code Oneで日本のエンジニアについて紹介したからですかね???

events.rainfocus.com

 

Java Championの方でも落ちるくらい多くのCfPが来たそうです。私も初めて落ちました。アンカンファレンスで話したかった内容を話題にして他の方のご意見が聞けたので問題ないです。

 

今回は

-総会

-Java11時代のHTTP(S)アクセス再入門

-[ORACLE基調講演]Valhalla, updates and future

-Catch up Java 12 and Java 13

-Javaクライアント実装におけるAPIスタイル頂上決戦!野良REST vs GraphQL vs OData vs OpenAPI(Swagger)
-Stateless Microservice Security via JWT and MicroProfile

-Project Loom - 限定継続と計量スレッド-

-アンカンファレンス[エンジニアとしてのキャリア、How to learn fast、エンジニアのフリーライド問題]

-懇親会

に参加しました。

 

総会

組織の新体制やWi-Fiが設置されたことが知らされました。

 

Java11時代のHTTP(S)アクセス再入門

www.slideshare.net

今の開発に関わる内容で裏の基調講演のCereリーダーの初仕事を見たい気持ちを抑えて参加しました。おさらいから入り、最近のHTTP接続方法を紹介していました。検証に使えるサイトが存在することを知らなかったので収穫です。

 

[ORACLE基調講演] Valhalla, updates and future

Davidさんによる日本語でのValhallaの説明です。Valhallaの由来はValue Typeに似ているからなんだそうです。(笑

二仕様物語(元ネタは二都物語?)や逆汗(逆アセンブラの意味で日本人らしい使い方を海外の人がやると面白いでしょ?)など笑うポイントを各所に入れていました。

Valhallaプロジェクトで追加されるValue Typeがどのようなものか説明していました。ネストの仕組みで興味深いことを聞きましたが、説明するのが面倒なので資料が公開されることを期待しています。

 

Catch up Java 12 and Java 13

www.slideshare.net

「変化が激しくなったJavaですが、そのぶん変更点は小さくなっていて、12でなくなったAPIが一つも無い事からもそれがわかる」とのことでした。GC(に限りませんが)についてそれぞれの特徴や今回の変更点を詳しく説明していただきました。Text Blocksは今度こそ実装して欲しいですね。

 

Javaクライアント実装におけるAPIスタイル頂上決戦!野良REST vs GraphQL vs OData vs OpenAPI(Swagger)

www.slideshare.net

 RESTがプロトコルでないことから使い方に統一されておらず使いづらい点をSwaggerやGraphQL、ODataなどのツールを使ったデモを(なるべく)しながら比較していました。


Stateless Microservice Security via JWT and MicroProfile

youtu.be

ご本人の発表ではないですが、同じタイトルの動画がYouTubeにあります。

github.com

今回の発表に関するコードはすべて公開されています。

Json Web TokenとMicroserviceについて紹介していました。(JWTの読み方はJOT。なんでかは聞かない約束だ。)

マイクロサービスごとのセキュリティブリッジで電子証明が確認されるためとても安全な設計であることがわかりました。

インイェンは陰陽かな?

 

Project Loom - 限定継続と計量スレッド-

www.slideshare.net

櫻庭さんのセッションで満席でした。タイトルが出てくるまで時間がかかり、何やらジーンズの表面のような背景になっていました。threadが糸でfiberが繊維でloomが織り機です。スレッドの話なので背景は生地です。オシャレですね。Project LoomはValue Typeと名前が似てるからValhallaのようなテキトーな理由ではありません。(笑
Safe Harbor Statementなので信じ込まないでくださいという前置きから始まりました。前日のOracle Code Tokyoでは軽スレッドのデモをして肝心なOracle Cloudを使っていることを言い忘れましたがその簡単に書けて軽いことを証明したそうです。結果を会場でも見せてもらいました。CPUを遊ばせないことで無駄なく処理を実行される仕組みです。ただし、ファイバーでOSが処理する全てのスレッドを管理できるわけではなさそうなのでスレッドの順番などはまだまだ課題がありそうです。(そもそもそういった使い方はしてはいけない?)

 

アンカンファレンス[エンジニアとしてのキャリア、How to learn fast、エンジニアのフリーライド問題]

珍しく発言者席ではなく後ろの外野に座りました。JOnsenに参加する前に客観的にアンカンファレンスを体験してみたい意図からそうしました。その代わりその場で議事録を作って後から思い出せるようにしました。杉山さんとよこなさんの翻訳に少し頼りながら仕上げました。ブルーノさん達が熱く語ってみんなインスパイアされたと思います。最後に寺田さんがとにかく英語を勉強して欲しいと言っていました。最近、寺田さんがどこでも繰り返し言っていることです。この言葉を聞くために留学してよかったと思いますし、もっと英語を勉強しようとも思います。

 

懇親会

よなよなスポンサーの星野リゾートさんが付いていつものLINEさんの寿司とよなよなビールで楽しい懇親会でした。 懇親会で海外から来た方が増えていることを実感しました。突然Oracle Code Oneで配っていたあのCode Cardが配られました。

developer.oracle.com

ここから使えるようにできるハズです。まさか2個目を手に入れるとは。

 

ブースにも寄りました。ずっと欲しかったJET BRAINSの光るヨーヨーを手に入れました。(少年の心大事)

スポンサーのコイニーさんの丸いペットボトルが可愛くてもらいました。捨てられなかったので北海道に持ち帰りました。

アベンジャーズなグランドブレイカーズTシャツが欲しくてアメリアにお願いしていただきました。皆さん図太く生きましょう!

 

非公式二次会にも行きました。途中からCeroさんがいらして私がツッコミ役になったのですが、止まらないCeroさんの高度なボケ(?)にうまく対応できず、学生の悪ノリに付き合っていただく形になりました。ちひろさんや他のエンジニアの方にサポートしていただいて楽しい時間を過ごせました。

 

次回のCCCからはスタッフとして参加するかもしれません。