サンフランシスコ留学[106日目]

この日はずっと家にいました。春になった気がします。雨もほとんど降らなくなりましたし、昼間は20度近くになります。特に書くことがないので昨日あった出来事でブログに書かなかったことを書きます。InfiniteloopからParkへ歩いている間におばさんに変えをかけられて道案内をしました。サンノゼから来てデイケアの仕事をして毎日各家を回る仕事をしている人と言っていました。彼女は81番のバス停付近で会って81番の帰りのバスの時間を調べて欲しいと頼まれました。夜にサンノゼ大学へ行きたいそうです。その人は見た目がアジア系で見た目が怪しくはなくいざとなったら走って逃げられそうだったのでバスの時間を調べてあげました。帰りのバスがわからないのになぜ乗って来たのかについては言及しませんでした。周りに人は歩いていませんでしたが、車の交通量がそれなりにある通りだったので何かあっても大丈夫だと判断しました。GoogleMapsで81番のバスを調べると最終時刻は18時でした。「それは本当に今日?ダブルチェックダブルチェック!」と言われたのでしょうがなく81番のサイトに行って時刻表を見ましたがやはり最終は18時頃でした。「じゃあ他のバス停を調べて」と言われました。この辺りからずるくてめんどくさい人であることに気づきだしました。何箇所かバス停があったのですがGoogleMapの検索結果に一番多く出るのが23番だったので23番のバス停の場所を教えると「連れて行け」と言われました。普段なら断っていますが特に急いてもいなかったので連れて行きました。1マイルほど離れていました。バス停までほぼまっすくだったので迷いようがないのですが日頃の運動不足で体が歩きたがっていたのか考えるより先に口が「いいよ」と言っていました。しょうがなくバス停まで連れて言ったのですが、道中も「21時くらいに乗るの。その時間はある?」「そのあとは?」「今日の最終は?」「ダブルチェックダブルチェック」となんども時間を聞いて来ました。本当に面倒な人の相手をしてしまったと後悔しだしました。バス停にすくと元いたところまで一緒に行こうと言われました。私のルート的には戻った方が若干遠回りなのですが仕方なくついてあげました。道中これから行く住所を教えるからそこまでの行き方を教えて欲しいと言われ調べたり、彼女はインドから来てアメリカ人男性と結婚して渡米したのですがその旦那には奥さんと子供がいて離婚し今は独り身で車を持っていなくインターネットも使えないことを聞きました。私はこの手の話は信用しません。聞き流していました。さらに道中に彼女の名前と電話番号を伝えられ私の名前と電話番号も聞かれたので答えました。何かあったら着信拒否や番号を変えることができるので伝えました。ちなみに読者はこういう状況では相手にこちらの情報を教えないことを勧めます。彼女の目的地に着くと彼女が毎日違う家へ行ってその家の人の看病をしていることを聞かされ彼女の住所と「毎日住所を送るからそこへの行き方の地図を送って欲しい」と頼まれました。私の前にイタリア人の学生がそのようにしてくれたそうです。「私ではなくそのイタリア人学生に頼めがいいのでは?」と思いながら聞いていました。週末はパソコンを持ってサンノゼに来てくれたら料理と電車賃を私に渡す代わりにパソコンを借りて作業をしたいと言って来ました。それも同じことを何度もなんども繰り返し行って来ます。「今は小さな仕事をしてるけど、大きな仕事をして稼ぐようになったら家をあなたにあげる」と言われました。そんなお人好しがこの世にいるかは知りませんが、私はもうこの場から離れてこの人を着信拒否することばかり考えてました。が、同じことを繰り返し言い続けてなかなか終わらないので「もう行かないと、またね。」と言ってその場を去りました。去り際にその人からナッツをもらいましたが道中のゴミ箱に捨てました。あの人の言っていることが全て本当だとしてもあの人が家を手に入れることはないでしょう。働く環境が整っていないのにこの国で働かないでください。ネット環境に関してはその辺の歩行者ではなく勤め先に頼るかサンノゼの図書館は無料でネットに繋がるのでそこに行けば済むことです。他力本願もいいところです。嘘だとしてら出来が悪すぎます。彼女が合理主義のアメリカで今後どうやって暮らすのか想像できません。インドに帰った方が身のためです。

声をかけられたら無視するのが一番です。