Oracle Code One 2018[1日目]

Oracle Code Oneが今日から始まりました。バスで会場へ向かったのですが、いつもとは違う道の混み方をしていました。ずっと渋滞なのです。いつもだと30分もかからない道が1時間以上かかりました。CodeOne初日で空港から直接くる方が列を作っているかと思いきや、毎年連日シリコンバレーからずっと混んでいるそうです。去年のJavaOneは7万人の参加者が来たそうなので相当数の車がMoscone Centerに向かっているわけです。会場で朝ごはんを食べるつもりで早めに出た方が良いのでしょうか。

今日参加したセッションは7つです。

 

・How Machine Learn to Code: Machine Learning on Source Code

データサイエンスや機械学習の概要から始まってコードで理論をどう実装するかやその時に役立つツールの話でした。スピーカーが言っていた「機械学習の仕事はどこに行ってもDeep Learningと言われるのでしょうがなくNeural networkを使う」はどこの国でも同じなのだと思いました。

ニューラルネットワークをチューニングしすぎて専用機にすると当初の目的とかけ離れたことになるや機械学習を使うプロジェクトのほとんどはGPUが使われます等基本的な内容が多かったです。初心者向けに機械学習の概要と実装部分の紹介をしたセッションでした。

 

・50 Shades of Data: How, When, Why-Big, Relational, NoSQL, Elastic, Graph, Event

Oracle Databaseのこれまでの使われ方と最近の使われ方を最初に紹介して次にNoSQLは全くSQLを書かないわけではなくNot Only SQLが正しいですという説明をして最後にOracle Database XE-eXpress Editionを無料で使えるという告知をして終わりました。勢いがあってスピーカーさんが早口で話していましたが、なんとか聞き取れました。データベースやSQLが本質的には変わっていないこと、データを正しく扱って捌くこととOracleJava以外の無料の製品があることを学びました。

 

・From Monolith to Microservice DB and Improving App and Database Performance in Projects

最初にコードとデータのどちらが大切かという問いかけに対して「そうですね、データが何より大切ですね」と言い張ったスピーカーがかっこよかったです。ただ、そのあとはわりと当たり前のことを言っていたのであまり覚えていないです。気に入ったスライドは全てスマホにとっているのですが、このセッションはタイトルとアジェンダの2枚しかとっていませんでした。データとデータベス、マイクロサービスのDBの世界とデータと問題というトピックでした。

 

Cloud Computing Spacecraft Deployment from NASA's Human Luner Output

月の衛星のシュミレータを開発したお二人によるセッションでした。スピーカーの1人が「JavaFXならなんでも作れる!強力なJavaが使えるからJavaFXを使うんだ」となんども言っていました。もう1人のスピーカーは主に数学や物理の理論の部分を説明していました。お二人のシュミレータにはクラウドにログインをするボタンがあって「なんでみんなこのボタン作らないんだろうね?作ればいいのに」とJavaFXクラウドの組み合わせが強力であることを推していました。最後に「これは月のシュミレーターだけど他の惑星でもできるんですか?」という質問に対しても「これは月しか入れてないけどJavaだから宇宙の90%は趣味レーションできる(ようになる)」とおっしゃっていました。アメリカンなノリのセッションでした。

 

・How Does Ruby on Rails Work with MySQL, Oracle Database, and Other Databases

このセッションはRubyに興味があったというよりは日本人エンジニアの方の発表を見て勉強しようと思って参加しました。海外の発表ということで日本人独特のツール等の読み方に気を付けなければならないと感じました。SQLエスキューエルですが海外だとシークェルのような発音です。

 

・Graph Algorithms: Predict Real-World Behavior

こちらはNeo4jというツールを使ってブラウザ上でいろんなデータを視覚化できますというセッションでした。最初にグラフアルゴリズムについて紹介してそれがどのような状況で使われるかやどのツールを使うかを説明していました。Neo4jを使ったデモ(チュートリアル)を見せて他のトレーニング方法やオススメのデータセットを紹介していました。Keynoteに意識してか時間より10分くらい早く終わりました。

 

Keynote: The Future of Java Is Today

全てのキーノートはこれまでのセッションが行われていたMoscone Westの横のMoscone Northで行われます。

 開始20分前くらいに並んだのですが、すでに大行列ができていました。 

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キーノートはカバンの中もチェックされます。

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会場はとっても広いです。前の方はJava Championやスポンサーの方の席です。私は左端の前に座りました。左端は一番前にも座れました。ただ、首が疲れたので今度からは後ろでも真ん中の方に座ろうと思います。2時間首をひねりっぱなしだと疲れます。

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開始前の席からの写真です。

 

ここからは会場の様子です。

恒例のDukeとツーショットを撮っていただきました。私のスマホを見て係りの方が「ハイ、チョットマッテネー」と言って撮ってくれました。

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Dukeもグッドサインをやってくれているみたいです。

ランチチケットは連なっていて1日ごとに取り離します。

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11:20頃から並びましたが、外にまで列が続く大行列になりました。私の分をもらえるか不安になりながら並んでいましたがまだまだ受け取った時はまだまだ残っていました。

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Twitterでみなさんがまずいまずいとおっしゃっていましたが、案の定アメリカクオリティーです。ただ、食べられないほどまずくはなかったです。

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ブースでアイスを配っていました。ハーゲンダッツです。2種類くらいありました。

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本日の戦利品です。真ん中のカードとスピーカーは同じブースで手に入れたのですが、カードの方は1000枚限定なんだそうです。アプリでディスプレイに表示するデザインを作った人がカードをもらえます。Wi-Fiが弱くて途切れながらでしたが私のデザインを送って表示できました。家でもう一度試そうと思ったのですが、家のWi-Fiも調子が悪かったのでネット環境が安定したところでやります。カードの下のスピーカはカードをもらった人が抽選で箱を開けてその中からランダムに選んだ物をもらえます。私はスピーカーでした。

Keynoteの後にJCPのパーティがあったのですが、私は参加しませんでした。私のスライドの最終調整や電話が来る予定が入っていたので今回は残念ながら参加が難しかったです。来年以降は参加したいと思います。

明日はCodeOne2日目です。明日は今日ほどセッションを受けない予定なのでブースに立ち寄る時間を多く取られると思います。